親子ではじめてのキャンプ。
どんな1日になるのか、想像するだけでワクワクしますよね。
この記事では、実際に我が家が体験した親子キャンプの1日を時系列でふりかえりながら、どんな準備がよかったか、どんな過ごし方がよかったかを具体的にご紹介します。
これから初めてキャンプを体験する方の参考になればうれしいです。
朝の出発〜キャンプ場到着まで
親子キャンプの1日は、朝の出発からすでに特別な時間。
子どもにとっては非日常の始まりであり、親にとっても忘れられない一日となります。
荷物の最終チェックと出発準備
前日にしっかり準備した荷物を改めて確認。
チェックリストをもとに再確認し、忘れ物がないか最終チェックを行いました。
子どもが楽しく過ごせるように、お気に入りのおもちゃや絵本、着替え、タオルなどもバッグに詰め込みました。
加えて、救急セットや虫よけグッズなど、屋外ならではの備えも大切です。
車内では子どもも楽しめる工夫を
移動中も親子で楽しく過ごせるよう、車内では好きな音楽を流したり、景色クイズや数当てゲームをしたりして盛り上がりました。
長距離ドライブに備えて、軽食や飲み物、トイレ休憩のタイミングも事前に計画しておくと何かあった時にすぐに対応できます。
チャイルドシートの位置や安全確認も忘れずに行いました。
到着後の準備と設営タイム

初めての設営も、親子で力を合わせれば楽しい時間に。
キャンプ場に到着すると、自然に囲まれた景色に親子で感動。
まずは受付を済ませ、テント設営に取りかかります。
子どもも一緒にテント設営
初心者向けのドーム型テントを選び、組み立ては手順通りに。
ペグ打ちやシート広げなど、子どもが楽しみながらお手伝いできる場面を作ることで、設営自体が楽しい思い出になりました。
大人だけで済ませるのではなく、一緒に作業することで子どもと自然との距離も縮まります。
設備の確認で心強さアップ
設営後には、場内のトイレや炊事場、シャワー室の場所を親子で確認。
万が一のときにすぐ動けるよう、周囲の地図を頭に入れておくとすぐに動けます。
非常時に使える連絡手段や避難ルートの確認も、このタイミングで行いました。
キャンプ場の予約・確認時にチェックすべきこと
キャンプ場の選定や予約は、事前の準備でとても重要なポイント。
現地での過ごしやすさや思いがけないことに慌てずに済むように、以下の点に注意しました。
キャンセルポリシーや雨天時の対応を確認する
子ども連れの場合は急な変更も想定されるため、キャンセル料の発生日や返金ルール、雨天時の対処方法などを確認。
柔軟な対応が可能な施設を選びました。
直前の変更に備えて、連絡先や手順もメモしておくと安心です。
チェックイン・チェックアウトの時間に注意
子どもの生活リズムを崩さないよう、無理のない時間でのチェックイン・チェックアウトができるかどうかも予約時に重視しました。
時間に余裕を持つことで、準備も片付けも落ち着いて行えます。
スタッフの対応時間も確認しておくと良いですね。
レンタル品・販売品の有無も要チェック
テントや調理器具、ランタンなどが現地でレンタルできるかを確認。
売店で食材や日用品が手に入るかも調べておき、万一の忘れ物にも備えました。
子ども用の備品があるかどうかも、事前にチェックしておくと良いです。
お昼ごはんと自由時間の過ごし方

青空の下でのランチタイム。親子でゆったり過ごすひとときが、何よりの贅沢。
設営が終われば、ようやくゆったりタイム。
自然の中で食べるお昼ごはんは、普段とはひと味違う楽しさがあります。
簡単メニューで楽しくランチ
持参したおにぎりやサンドイッチ、スープジャーに入れた温かいスープなど、手軽に食べられるメニューを用意。
ピクニック気分で楽しめて、片付けも簡単です。
食材は事前にカットして持参し、調理時間を短縮しました。
食後は思い思いの時間を
昼食後は、子どもは虫取りやシャボン玉遊びに夢中に。
親は子どもを見つつゆったりと読書したり、自然の音を聞きながらコーヒーを飲んだりと、それぞれが心地よい時間を過ごしました。
こうした自由時間が、日常の忙しさを忘れさせてくれます。
自然の中でゆったり過ごすことで、気持ちにもゆとりが生まれました。
夕方の準備と夜の楽しみ
日が傾いてくると、夜に向けての準備が始まります。
日中とは違った雰囲気の中で、また新しい楽しみが待っています。
夜ごはんはレトルト+αで簡単に
温めるだけで食べられるレトルトカレーやスープに加えて、焼いたウインナーや野菜を添えるだけで立派な夕食に。
紙皿や紙コップを使えば後片付けもラクになります。
炊事場の使い方も確認しておくと、調理がスムーズに進みます。
夜の時間を穏やかに楽しむ
ランタンの灯りの中、家族でおしゃべりをしたり、星を眺めたり。
寝る前にはお気に入りの絵本を読んで、静かな時間を過ごしました。
夜の自然の静けさは、都会では味わえない贅沢な時間です。
夜風に当たりながらのひとときは、心に残る思い出となりました。
就寝〜翌朝の撤収まで
就寝準備から翌朝の撤収までがスムーズに進められるよう、事前の段取りが大切です。
夜の冷え込みに備えた服装
夜は予想以上に冷えることがあるため、フリースやニット帽、靴下など防寒グッズを活用。
寝袋も保温性の高いものを選んで、心地よく眠ることができました。
寝る前にトイレを済ませるなど、スムーズな就寝に向けたルーティンも意識しました。
朝はゆっくり撤収準備
朝食にはカップスープとパンを用意し、片付けは子どものペースに合わせて無理なく進行。
最後にゴミの分別とチェックアウトを済ませ、全体を通してとても気持ちよく過ごすことができました。
テントやグッズは土汚れを落としてから収納すると、次回も使いやすいです。
はじめてのキャンプを振り返って
初めての親子キャンプは、準備段階から帰宅まで、すべてが新鮮で貴重な体験でした。
大変そうに思えることも、家族みんなで乗り越えることで楽しい思い出に変わります。
とくに子どもの「また行きたい!」という一言が、今回の体験が成功だったことを物語っているように感じました。
振り返ると、計画から片付けまでの流れが家族の協力でスムーズに運んだことが、良い思い出につながったと思います。
キャンプ初心者へのアドバイス
これから親子でキャンプを始める方へ、我が家の経験から伝えたいことがあります。
- 設備が整ったキャンプ場を選ぶことでお手軽さアップ
- スケジュールに余裕を持ち、子どもの体調に合わせる
- 荷物は必要最低限で、現地で補える情報をチェック
- はじめてのキャンプは「楽しむ気持ち」を忘れずに
- 事前の情報収集で心構えができると何か起きた時にも対応できる
- 子どもが喜ぶアクティビティをいくつか用意しておく
自然の中での体験は、家族の絆を深めるすばらしい機会です。
肩の力を抜いて、自分たちのペースで楽しんでください。
まとめ
初めての親子キャンプは、わからないこともありましたが、それ以上に楽しい時間がたくさん詰まっていました。
自然の中で過ごす1日は、普段の生活とはまったく異なる価値を教えてくれます。
今回の体験を通して、家族の時間の大切さや、ちょっとした非日常の力をあらためて実感しました。
特別な準備が必要に思えるかもしれませんが、工夫次第で思いのほか手軽に始められます。
この記事が、これからキャンプを計画するご家族の参考になればうれしいです。