一人暮らしをしていると、お風呂掃除ってつい後回しにしてしまいがちですよね。
毎日使う場所だからこそ、できればきれいにしておきたいけれど、「毎日きっちり」はちょっとハードルが高いものです。
そこで今回は、頑張らなくても続けられるお風呂掃除の工夫をご紹介します。
ちょっとした習慣や便利なグッズを取り入れるだけで、お風呂掃除はぐっとラクになりますよ。
一人暮らしのお風呂掃除、みんなどうしてる？
お風呂掃除のスタイルは人それぞれです。
毎日こまめにお手入れする人もいれば、週末だけまとめて掃除するという人も。
自分の生活リズムに合ったやり方を見つけるのが、無理なく続けるためのポイントです。
毎日は難しい…でも気になってしまう
「ひとりだけが使っているし…」と油断していると、水まわりの曇りやぬめりなど、ちょっとした変化が気になるように。
気づいたときには少し手間がかかってしまうことも。
負担をかけずに清潔を保つには？
こまめに掃除するのが理想…とわかってはいても、毎日きっちりは難しいですよね。
そこで大切なのは、汚れがたまりにくい環境をつくることと、「ついで」にちょこっと整える習慣
これだけで、ずいぶん気持ちもラクになりますよ。
お風呂掃除がラクになる考え方
掃除が大変だと感じる原因は、手間がかかることだけでなく、「やらなきゃ」と思い詰めてしまうことにもあります。
気軽にできるように工夫してみましょう。
完璧を目指さなくていい
浴室を常にピカピカに保つのは、一人暮らしにはちょっとハードルが高め。
大事なのは「少しずつ、気になったときにさっと整える」ことです。
数日おきに軽くスポンジでこすったり、洗い流すだけでも十分です。
「ついで」にできる習慣を取り入れる
例えば入浴後、シャワーで壁や床をさっと流すだけでも、見た目の清潔感はぐっと変わります。
排水口のゴミを最後に取る、鏡の水滴を拭いておく…そんな「ついで掃除」が、のちのちの手間を減らしてくれます。
掃除しやすい環境をつくる
浴室内のモノが多いと、それだけで掃除が面倒に。
ボトル類を床に直置きせずに浮かせたり、通気性のよい収納に変えるだけでも、日々のケアがぐんとラクになります。
一人暮らしにおすすめのバスグッズ
掃除のしやすさを意識した吊るす収納や床に物を置かない工夫で、浴室空間が快適に。
「できれば手間を減らしたい」「できるだけ簡単に済ませたい」——そんな思いに応えてくれる便利グッズをご紹介します。
どれも手に入りやすく、一人暮らしでも取り入れやすいものばかりです。
「掃除しやすく整える」という考え方は玄関まわりでも活かせます。
暮らしの動線を整えるヒントはこちらの記事でもご紹介しています。
→ 玄関まわりをすっきり整える！ひとり暮らしにぴったりな収納アイデア5選
置かない収納でお手入れをラクに
ボトル類を床に置いていると、持ち上げて拭く手間が増えますよね。
マグネット式ラックや吸盤タイプのホルダーを使えば、床に物を置かずにすむので、サッと洗い流せて快適です。
浮かせる収納でさらっと整える
スポンジや洗面器などの小物も、フックにかけるだけで乾きやすくなり、使ったあともすっきり。
水気が残りにくくなるだけで、浴室内の清潔感が保ちやすくなります。
手が届きやすい掃除道具があると便利
柄付きスポンジや壁に貼れるブラシなど、「使いたいときにすぐ手に取れる掃除道具」があると、気になったときにパッと掃除できます。
見える場所に置いておくと、わざわざ準備する手間も省けて◎。
100均でも揃えられるグッズが豊富
最近の100円ショップには、浴室用の便利グッズがたくさん揃っています。
吸盤付きのフックや排水口フィルター、洗剤ボトルを浮かせるホルダーなど、手軽に導入できるアイテムが充実していますよ。
日々のお手入れをラクにしたい」という方には、洗濯まわりの工夫もおすすめです。
→ ひとり暮らしにこそ使ってほしい！洗濯ネットの便利な使い方と選び方
これだけやればOK！簡単お風呂掃除ルーティン
掃除道具やバスアイテムを使いやすく配置しておくと、気づいたときに“ついで掃除”がしやすくなります。
毎日ピカピカにしなくても、「これだけはやっておこう」というマイルールがあれば、お風呂掃除の負担はぐっと軽くなります。
週に1〜2回の「リセット掃除」
入浴中やお風呂あがりのタイミングで、スポンジで浴槽を軽くこすったり、排水口まわりを整えるだけでOK。
1週間に1～2回できれば、気持ちよく使い続けられます。
水気を軽く拭くだけでも効果的
お風呂から出たあと、タオルで壁や鏡の水気をサッと取るだけでも、曇りやすさやぬめり感が抑えられます。
毎日でなくても、気が向いたときにだけでも十分です。
苦手な場所こそ「掃除しやすく整える」
どうしても手を付けたくない場所があるなら、その場所が汚れにくくなる工夫を。
浮かせる収納に変える、フタを使わない、モノの数を減らすなど、自分にとっての「ラク」を探してみてくださいね。
水まわりを整える工夫は、洗濯にも応用できます。
洗濯の負担を減らしたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
→ ひとり暮らしの洗濯、毎日？週末まとめて？効率よく回すコツと快適アイテム
まとめ
お風呂掃除は、頑張りすぎないことが続けるポイントです。
一人暮らしなら、自分が気持ちよく使えるレベルを見つけて、そこを目安にお手入れすれば大丈夫。
無理なく続けられる習慣を作ること。
使いやすいアイテムを選んで、「掃除がちょっと楽しい」と思えるようになれば、それが一番の理想です。
毎日を心地よく過ごすために、少しだけ意識を向けてみませんか？
