一人暮らしの準備で、意外と悩むのが家具選び。
ベッドやテーブルは必要そうだけど、ソファってあった方がいい？ 収納棚はどのくらい？
私も最初はよくわからず、あれこれ買いそろえてしまい、後になって「これ、使ってないな…」と反省したことがありました。
せっかくの新生活、できれば余計な出費は避けて、必要なものだけをスッキリ揃えたいですよね。
この記事では、私自身の経験をもとに、「買ってよかった」と思える家具と、選ぶときに役立ったちょっとしたポイントをご紹介します。
ムダ買いを防いで、快適で身軽なひとり暮らしをスタートさせたい方に、参考にしていただけたら嬉しいです。
最初にそろえてよかった家具はこの4つ
引っ越し準備中、家具ってどれくらい必要なのか、なかなか見当がつきませんよね。
私も「とりあえず一式あれば安心かな」と思って揃えてみたものの、結局あまり使わなかった家具もありました。
ここでは、実際に私が使って「これは必要だったな」と感じた家具を4つだけご紹介します。
ベッドは「寝心地」と「サイズ」が大切
ベッドは部屋の印象を左右する家具。色味や高さにもこだわって選びたいですね。
布団だけでも寝られますが、床に直で寝ると体が痛くなるし、湿気も気になります。
一人暮らし用のシングルベッドはコンパクトで場所もとらず、毎日の睡眠を快適にしてくれました。
ただ、買うときは部屋の広さに合わせて、ベッド下に収納があるタイプを選ぶと、空間を無駄にせず使えます。
テーブルは作業にも食事にも使えるものを
折りたたみ式の家具は省スペースに役立ち、使わないときはすっきり収納できます。
食事だけじゃなく、書き物やパソコン作業にも使うことを考えると、テーブルは意外と出番が多いです。
私は折りたたみ式のローテーブルを選びましたが、省スペースで掃除もしやすく、とても重宝しました。
「何に使うか」「高さは合っているか」をイメージして選ぶのがポイントです。
収納棚は「隠す」か「見せる」かで選び方が変わる
収納棚は、見た目より「自分の片付けスタイル」に合うかが大事だと感じました。
私は「とにかく隠したい派」なので、扉付きのコンパクト棚を選びましたが、出し入れのしやすさや掃除のしやすさも考慮すると正解でした。
見せる収納を楽しみたい人は、オープンラックなども検討するといいですね。
椅子やスツールは折りたたみタイプが便利
椅子は場所をとるので、一人暮らしの部屋ではけっこう悩みどころです。
私は折りたたみのスツールを使っていましたが、必要なときだけ出せて、使わないときは隅にしまえるのが本当に便利。
来客用としても使えるので、1〜2脚持っておくと安心です。
家具選びで失敗しないためのポイント3つ
買った後に「思ったより大きかった」「全然使ってない…」と後悔しないために、家具選びにはちょっとしたコツがあります。
私自身、実際に暮らしてみてから「これを基準に選べばよかった！」と気づいたことがいくつかあります。
ここでは、家具を選ぶときに意識しておきたいポイントを3つお伝えします。
まずは「部屋の動線」を考えてみる
家具を置く位置によって、部屋の動きやすさが大きく変わります。
たとえばベッドとクローゼットの距離が近すぎると、着替えるときに不便だったり…。
家具は「ここに置いたらどう動く？」と、生活の流れをイメージしてから選ぶと失敗が減ります。
「組み立て式」や「軽さ」はあとで助かる
引っ越しのときや模様替えのとき、重たい家具は本当に大変。
私は引っ越し当日に組み立て式の軽い棚にしておいてよかったと実感しました。
一人で扱いやすいこと、掃除のときに動かしやすいことは、暮らしやすさにもつながります。
「迷ったら保留」でも遅くない
すぐに必要かどうかわからない家具は、一度住んでみてから決めても遅くありません。
私は最初ソファを買おうか迷いましたが、結果的に買わなくて正解でした。
「暮らしながら考える」ことで、本当に必要なものが見えてきます。
家具の配置、ちょっと意識するだけで快適さが変わる
同じ家具でも、置き方や位置によって部屋の使いやすさがまったく違ってきます。
一人暮らしの限られた空間だからこそ、配置を工夫すると日々の快適さがぐんと変わるんです。
ここでは私が意識している「ちょっとした配置のコツ」をいくつかご紹介します。
ベッドは「壁付け＋足元スペース」が動きやすい
ベッドはできるだけ壁に沿わせると、空間を広く使えます。
また、足元側に50cmほどスペースがあると、シーツの取り替えや掃除が楽になります。
生活動線を確保する意味でも、配置の仕方は大事です。
テーブルは窓側or部屋の中心、どっちが使いやすい？
明るい場所でごはんを食べたい人は窓際に。
テレビを見ながら食事したい人は、部屋の中心寄りが合っているかもしれません。
どちらが合うかは、自分の生活スタイルに合わせて調整してみてください。
収納家具は「高さ」で空間にゆとりを
背の高い家具は圧迫感が出やすいですが、そのぶん収納力はアップします。
逆に低めの棚は部屋を広く見せる効果があります。
「部屋のどこにゆとりを持たせたいか」で、高さのバランスを考えると快適です。
まとめ
家具って、たくさんあれば安心…のようで、実は少ない方がラクなことも多いんです。
「必要なものを、必要な分だけ」選ぶことで、掃除もしやすく、気持ちもスッキリ。
最初にじっくり考えて選んだ家具たちは、今でも長く愛用できています。
これから家具を揃える方のヒントになれば嬉しいです。
焦らず、自分の暮らしにぴったりの家具を選んでいきましょう。
